アロマオイル初心者向け選び方ガイド|精油とアロマの違い・ラベルの見方・最初に買う3本

アロマオイル初心者向け選び方ガイド|精油とアロマの違い・ラベルの見方・最初に買う3本
この記事を読んでわかること
  • 精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い
  • 失敗しないアロマオイル選び「7つのチェックルール」
  • 初心者におすすめの精油3本と使い方
  • ラベンダーの種類ごとの効果の違い
  • 信頼できるブランド・価格帯の目安
  • 保存方法と初心者がやりがちな失敗例
目次

アロマを始めたいけど「どれを選べばいいの?」という疑問

「リラックスしたいからアロマを買ってみようかな」と思っても、店頭にはたくさんのボトル。
しかも「精油」「エッセンシャルオイル」「アロマオイル」など呼び名もさまざまで、初心者は迷ってしまいますよね。

まず大前提として覚えておきたいのが 「精油=100%天然」「アロマオイル=合成香料の場合もある」 という違いです。

▶︎ もっと基本から知りたい方は👇

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精油(エッセンシャルオイル)とアロマオイルの違い

  • 精油(エッセンシャルオイル)
     植物の花・葉・樹脂などから抽出された100%天然の芳香成分。アロマテラピーに使うのはこちら。
  • アロマオイル
     「精油を含む」場合もありますが、雑貨店で販売されている多くは合成香料やキャリアオイルで希釈されたもの。
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失敗しないアロマオイル(精油)の選び方7ルール

初心者が見落としがちですが、品質を見極めるためには以下の7つのチェックが欠かせません。

1.学名(ラテン語)が記載されているか
 例:Lavandula angustifolia(真正ラベンダー)
 👉 「ラベンダー」とだけ書かれている商品は注意。同じ呼び名でも種類によって香りも成分も作用も異なります。

2.ロット番号が明記されているか
 ロット番号は「その精油がいつ・どの製造過程で作られたか」を追跡できる証明。信頼性の高いブランドは必ず記載しています。

3.原料植物が無農薬または有機栽培であること
 農薬が残留している精油は、直接吸入・肌に使う際にリスクとなります。有機認証(オーガニック認証)を持つブランドならさらに安心。

4.抽出部位が明記されているか
 同じ植物でも「葉」「花」「樹脂」など、部位によって香りも成分も違います。
 例:オレンジ → 「果皮精油」と「葉(プチグレン精油)」はまったく別物。

5.原産国が明記されているか
 植物は土壌や気候で含有成分が変わります。たとえばラベンダーはフランス産とブルガリア産で香りや用途が微妙に異なります。

6.ロット番号ごとの成分分析表(GC/MS分析)が公開されているか
 プラナロムなどのメディカルグレード精油は「ロットごとに成分組成を開示」しており、安心して使えます。

7.瓶のドロッパーが国際規格(1滴=0.05ml)であること
 正確に滴下できる仕様であれば、レシピ通りの安全なブレンドが可能になります。

👉 この7ルールをチェックすれば「失敗しない精油選び」ができます。

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初心者におすすめの精油3選

① ラベンダー(真正ラベンダー)

やさしい香りでリラックスや快眠におすすめ。初心者が最初に選ぶ定番精油。

② ティートゥリー

抗菌・抗ウイルス作用で有名。風邪予防や空気のリフレッシュに役立ちます。

③ オレンジスイート

柑橘系のフレッシュな香りで気分を明るく。子どもから大人まで使いやすい万能オイル。

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ラベンダーは4種類ある!目的に合うのはどれ?

「ラベンダー」と表記されても、中身は様々。

  • 真正ラベンダー:リラックス・快眠に最適
  • スパイクラベンダー:スッキリ系。筋肉疲労・呼吸器ケア向き
  • ラバンジン:香りは強めで安価。リラックス効果は穏やか
  • ストエカス:刺激が強く、初心者には不向き

👉 初心者は必ず「真正ラベンダー」を選ぶことがポイントです。

信頼できるブランドと価格帯

  • 生活の木:全国展開で手に取りやすい。10ml 1,500〜2,000円前後。
  • プラナロム:メディカルグレード。成分分析表つき。10ml 3,000円前後。
  • メドウズ:自然派志向の方に人気。

👉 価格帯の目安:10ml 1,500〜3,000円程度。これ以下だと品質に不安が残ります。

アロマ精油ボトルとミントの葉っぱの写真アロマオイル初心者向け選び方ガイド|精油とアロマの違い・ラベルの見方・最初に買う3本

初心者がやりがちな失敗例

  • 安価な「ラベンダーの香り」を買って効かなかった
  • 直射日光下に置いて酸化させてしまった
  • 原液をそのまま肌に塗って刺激を感じた

👉 正しい選び方+使い方を知っていれば防げる失敗です。

保存方法と必要な道具

  • 遮光瓶に入れ、冷暗所で保存(1〜3年が目安)
  • 道具:ディフューザー、遮光瓶、キャリアオイルなど
木製アロマディフューザーから立ち上るミストアロマオイル初心者向け選び方ガイド|精油とアロマの違い・ラベルの見方・最初に買う3本

まとめ|まずは小さな1本から

▶︎ ブランドごとの価格や特徴を比較したい方は👇

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アロマをセルフケアに取り入れるなら、 精油(エッセンシャルオイル)を選ぶことが大前提
「7つのチェックルール」で品質を見極め、まずはラベンダーなど定番の1本から始めてみましょう。

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この記事を書いた人

腸活・更年期ケア・スキンケア・メンタルケアを中心に、40〜60代女性に“無理なく続く具体策”を発信しています。
美容業界18年。医療機関での施術やメディカルアロマ講座、エステ(フェイシャル/ボディ)の現場経験を経て、元サロンオーナー。これまで延べ1万人以上の女性の「整える習慣」をサポートしてきました。
猫と暮らす視点から、アロマは家族(特に猫)への配慮を最優先に、使い方や注意点もやさしく解説。
「今日より明日を、少し軽やかに。」——そんな変化をいっしょに育てていけたら嬉しいです。

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