「ヨーグルトは腸活にいいからとりあえず毎日食べてる」という方、多いのではないでしょうか?
でも、実はヨーグルトにも種類があり、植物性と動物性では腸への働きが異なることをご存じですか?
40〜60代女性は、ホルモンバランスや自律神経の乱れで便秘や下痢など腸トラブルが増えやすい時期。
せっかくなら、自分の体質や目的に合ったヨーグルトを選びたいですよね。この記事では、40代女性の腸活にぴったりなヨーグルトの選び方と、植物性・動物性の違いをわかりやすく解説します。

ヨーグルトの種類と腸への働き
ヨーグルトは発酵食品の一種で、乳酸菌やビフィズス菌を含みます。
ただし、原料や菌の種類によって腸への効果が少しずつ違います。
- 動物性ヨーグルト
牛乳・山羊乳などを原料に乳酸菌で発酵させたもの。
たんぱく質やカルシウムが豊富で、便通改善+骨ケアにも◎。 - 植物性ヨーグルト
豆乳やココナッツミルク、オーツミルクなどを乳酸菌で発酵させたもの。
乳糖不耐症の人でも安心。低脂肪で腸内の多様な菌を育てやすい。
納豆やぬか漬け、味噌、キムチなども同じ発酵食品仲間。
→ 発酵食品×食物繊維で腸活効果UP|ベスト食べ合わせレシピ
植物性ヨーグルトのメリット
乳糖不耐症でも安心:お腹がゴロゴロしにくい
低脂肪&低カロリー:ダイエット中でも取り入れやすい
植物性たんぱく質が摂れる:筋肉・肌・髪の材料になる
乳酸菌の種類が多様:腸内細菌叢のバランスを多面的に整えやすい
動物性ヨーグルトのメリット
- カルシウムが豊富:骨粗しょう症対策に◎
- 乳清たんぱく質が高品質:筋力維持に効果的
- プロバイオティクスが安定して摂れる:市販品は菌数が明確で選びやすい
- 濃厚な風味:満足感が高い
腸活目的別おすすめの選び方
目的 | おすすめのタイプ |
---|
便秘解消 | ビフィズス菌入り動物性ヨーグルト、または豆乳ヨーグルト+オリゴ糖 |
下痢しやすい | L.カゼイ菌やL.ガセリ菌入りのヨーグルト |
ダイエット | 無糖タイプの植物性ヨーグルト+オートミール |
美肌・免疫 | ビタミンB群が豊富な動物性ヨーグルト+バナナ・キウイ |

おすすめの食べ合わせ
① 植物性ヨーグルト×オートミール×ベリー類
腸内で発酵しやすい水溶性食物繊維とポリフェノールで美肌ケア。

② 動物性ヨーグルト×バナナ×きな粉
ビフィズス菌+オリゴ糖で腸内フローラを増やし、たんぱく質補給にも。
③ 豆乳ヨーグルト×はちみつ×シナモン
整腸作用+血糖値安定化。冷えやPMS対策にもおすすめ。
食べるタイミングと量
- 朝食時に100〜150g → 腸のゴールデンタイムに善玉菌を届ける
- 毎日続けることが大切 → 3週間〜1ヶ月で便通や肌に変化が出やすい
- 甘いヨーグルトはおやつ感覚で。砂糖不使用・プレーンタイプが基本
注意点
- 食べ過ぎると逆にお腹が張ることも → 1日200g以内が目安
- 乳製品が合わない人は植物性へシフト
- 加糖タイプやデザート系ヨーグルトは血糖値スパイクに注意
まとめ|体質に合ったヨーグルトで腸活をもっと快適に
植物性・動物性どちらも一長一短。
自分の体質、ライフスタイルに合わせて選ぶことで、腸活効果が高まります。
まずは1種類を2週間続けてみて、便通や肌の変化を観察してみましょう。
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