自律神経を整えるアロマ入門|疲れやすい日に戻したい呼吸のリズム

自律神経を整えるアロマ入門|疲れやすい日に戻したい呼吸のリズム

なんとなく疲れが抜けない。
しっかり眠ったはずなのに、朝から体が重い。

更年期の時期に多いこうした感覚は、
気合や根性の問題ではなく、
自律神経と呼吸のリズムが浅くなっているサインであることが少なくありません。

自律神経は、意識してコントロールするのが難しい働き。
でも実は、「呼吸」と「香り」を使うことで、
やさしく整えていくことができます。

この記事では、
疲れやすい日に思い出したい
自律神経と香りの基本的な関係を、入門編としてまとめました。

この記事を読んでわかること
  • 更年期に自律神経が乱れやすくなる理由
  • 疲れやすさと「呼吸の浅さ」の関係
  • 香りが呼吸を深くしやすい仕組み
  • 自律神経を整えたい日に向く精油の考え方
  • 日常に取り入れやすいアロマの使い方
目次

更年期と自律神経|なぜ疲れやすくなるのか

更年期は、女性ホルモンの分泌が大きく変化する時期。
この変化は、自律神経の中枢と同じ「視床下部」に影響を与えます。

その結果、

  • 交感神経(緊張・活動)が優位になりやすい
  • 副交感神経(休息・回復)がうまく働きにくい

という状態が起こりやすくなります。

すると体は、
常にどこか力が入ったままになり、
休んでいるのに回復しにくい感覚につながっていきます。


疲れやすい日は、呼吸が浅くなっている

自律神経の乱れは、
実はとてもわかりやすく「呼吸」に表れます。

疲れが抜けにくい日には、

  • 呼吸が胸の上のほうで止まりがち
  • 息を吐き切る前に次を吸ってしまう
  • 気づくと呼吸を止めている

こんな状態になっていることが多いのです。

呼吸が浅いと、
脳は「まだ安全ではない」と判断しやすくなり、
心も体も休息モードに入りにくくなります。

疲れやすさの背景に、
「理由のわからない不安」が重なっている日もあります。

心が落ち着かないときに、
深呼吸が戻る香りの選び方をまとめた記事はこちらです。
→不安が続く日のアロマケア|心を静かに落ち着かせる精油の選び方

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香りが“呼吸のスイッチ”になりやすい理由

香りを感じると、
なぜ考える前に呼吸や緊張がゆるむのか。

嗅覚と自律神経・潜在意識のつながりを、
もう少し丁寧にまとめた記事はこちらです。
→香りが心を整える仕組み|嗅覚と潜在意識のやさしい関係

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香りは、五感の中でも少し特別な存在です。

鼻から入った香りの情報は、
感情・自律神経・ホルモンバランスと関わる
大脳辺縁系や視床下部に直接届きやすい特徴があります。

そのため香りを感じると、

  • 呼吸が自然に深くなる
  • 息を「吐く」時間が長くなる
  • 肩や胸の緊張がゆるむ

といった変化が起こりやすくなります。

これは、
「落ち着こう」と考えた結果ではなく、
体が先に安心を思い出している状態

だから香りは、
疲れやすい日の自律神経ケアに向いているのです。


自律神経を整えるアロマ入門|疲れやすい日に戻したい呼吸のリズム

自律神経を整えたい日に向く精油の考え方

この場合に大切なのは、
「元気を出す香り」よりも
呼吸が楽になる香りを選ぶこと。

香ったときに、

  • 息を吐きたくなる
  • 胸の奥が少し広がる
  • もう一度吸いたいと感じる

こうした反応があれば、
その香りは今の自律神経に合っています。

① 自律神経ケアを主軸にした精油セレクト(呼吸・神経リズム)

● ラベンダー(真正)

  • 交感神経の高ぶりを鎮めるエビデンスが豊富
  • 呼吸数を下げやすく、睡眠・回復に直結
  • 「疲れているけど力が抜けない日」に最優先

👉 自律神経ケアの基軸オイル


● ベルガモット

  • 自律神経の「切り替え」を助ける
  • 不安・緊張で思考が止まらないときに有効
  • 交感神経過多→副交感へ移行しやすい

👉 気持ちが張りついた疲れ向け


● スィートオレンジ(オレンジスイート)

  • 副交感神経をやさしく活性化
  • 緊張型の疲れ・神経の過敏さに向く
  • 呼吸が浅い人ほど反応が出やすい

👉 「何もしたくないほど疲れた日」に◎


● マンダリン

  • 神経の興奮をなだめる
  • 夜の自律神経ケアにも使いやすい
  • オレンジよりさらに穏やか
アロマラベンダーの精油の写真|自律神経を整えるアロマ入門|疲れやすい日に戻したい呼吸のリズム

② 女性ホルモン寄りの精油

こちらは、自律神経に間接的に作用するタイプです。

  • ゼラニウム
  • クラリセージ
  • フランキンセンス

👉 自律神経が乱れた“背景”にホルモン変動が強くある場合

日常でできる、やさしいアロマの取り入れ方

自律神経が最も整いやすいのは、
一日の緊張がほどける夜の時間。

眠る前の数分で呼吸と神経を静かに切り替える
香りのルーティンを紹介しています。
→香りで自律神経を整える夜のルーティン|眠る前の3分スイッチ

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  • ティッシュに1滴垂らして深呼吸
  • デスクや枕元にそっと置く
  • お風呂上がりに香りを感じながら息を吐く

ポイントは、
がんばって整えようとしないこと

香りを感じながら、
「吐く息が少し長くなってきたな」
それくらいで十分です。


まとめ|疲れやすい日は、呼吸から戻していく

自律神経を整えることは、
特別なことをすることではありません。

疲れやすい日ほど、
まずは呼吸が自然に戻る環境をつくる。

香りは、そのきっかけを
とても静かに差し出してくれます。

今日はどんな香りなら、
少し息がしやすくなりそうでしょうか。

呼吸と心を、もう少しやさしく整えたい日に

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この記事を書いた人

腸活・更年期ケア・スキンケア・メンタルケアを中心に、40〜60代女性に“無理なく続く具体策”を発信しています。
美容業界18年。医療機関での施術やメディカルアロマ講座、エステ(フェイシャル/ボディ)の現場経験を経て、元サロンオーナー。これまで延べ1万人以上の女性の「整える習慣」をサポートしてきました。
猫と暮らす視点から、アロマは家族(特に猫)への配慮を最優先に、使い方や注意点もやさしく解説。
「今日より明日を、少し軽やかに。」——そんな変化をいっしょに育てていけたら嬉しいです。

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