アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

「腸活を頑張っているのにお腹がスッキリしない…」
「便秘やガス、下痢を繰り返して調子が安定しない」

そんなとき、見落としがちなのが自律神経の乱れです。
腸は副交感神経が優位なときに活発に動くため、ストレスや緊張が続くと腸活の効果が半減してしまいます。

そこでおすすめなのが、夜に行うアロマ温湿布
香りと温めのダブル効果で副交感神経を整え、腸の動きをサポート。

睡眠の質も上がり、翌朝スッキリが叶います。

腸活している女性がお腹に手を当てている写真アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン
目次

副交感神経と腸の関係

腸の働きをコントロールしているのは自律神経。
交感神経が優位なときは「戦う・逃げるモード」で腸の動きが抑えられ、
副交感神経が優位なときに「休む・整えるモード」となり、蠕動運動が活発になります。

40代以降はホルモンバランスの変化やストレスで自律神経が乱れやすく、
消化力低下・便秘・お腹の張りなどのトラブルが増えやすくなります。

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リラックスする女性アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

あなたは交感神経優位かも?緊張型タイプのセルフチェック

次の項目に3つ以上当てはまる人は、交感神経が優位になりがちな「緊張型タイプ」かもしれません。

  • □ いつも肩や首がこっている
  • □ 食後すぐ眠くなる、または逆に眠れない
  • □ 手足が冷えやすい
  • □ イライラ・不安感が強い
  • □ 便秘と下痢を繰り返す
  • □ 呼吸が浅く、息苦しいと感じる
  • □ 仕事や家事のことをずっと考えてしまう

💡 緊張型タイプは常に交感神経がONの状態。
お腹の動きが抑えられているため、まずは副交感神経をONにする習慣が必要です。

便秘タイプ別アロマケア

軽い便秘なら「アロマ吸入」でリラックス

ストレスで交感神経が優位になると腸の蠕動運動が止まり、便がスムーズに出なくなります。
そんなときは、真正ラベンダーの吸入がおすすめ。

やり方

  1. ハンカチやティッシュに真正ラベンダーを2滴垂らす
  2. 鼻に近づけ、ゆっくり5回深呼吸
  3. 1日数回、気づいたときに繰り返す

✅ ポイント
・ラベンダーは自律神経を整え、副交感神経を優位にして腸の動きをサポート
・「軽い便秘なら吸入だけでも十分」
・毎日続けることで徐々に腸が動きやすくなる

アロマオイルを鼻に近づけて香りを吸い込む女性の写真アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

頑固な便秘には「アロマ温湿布」

慢性的な便秘や、お腹の張りが強いときは温めて血流を促進するのが効果的。
夜にお腹を温めながら香りを吸入するアロマ温湿布で、腸を内側から整えます。

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アロマ精油ボトルの写真アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

夜にアロマ温湿布をおすすめする理由

  • 夜は副交感神経が優位になりやすい時間帯
  • お腹を温めることで血流が良くなり、消化器官が動きやすくなる
  • ラベンダーやマジョラムの香りで眠りの質も改善
アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

アロマ温湿布のやり方

材料

  • 耐熱ボウルまたは洗面器
  • 熱めのお湯(40〜45℃)
  • タオル 1枚
  • 精油 2〜3滴(ラベンダー、マジョラム、オレンジなど)

手順

  1. 洗面器にお湯を入れ、精油を垂らす
  2. タオルを浸して軽く絞る
  3. お腹(みぞおち〜下腹部)に当て、5〜10分じんわり温める
  4. 深呼吸しながら香りを吸い込む
  5. そのままベッドへ → スマホは見ずに眠る
アロマでお腹を温湿布する女性アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

夜におすすめの精油ブレンド

アロマ精油ボトルとハーブの葉っぱの写真アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン
ブレンド名精油配合効果
リラックスラベンダー2滴+オレンジ1滴緊張を解き、眠りやすく
更年期サポートマジョラム1滴+クラリセージ1滴+ラベンダー1滴ホルモンバランスと自律神経を整える
冷え対策マジョラム2滴+ジンジャー1滴血流促進で下腹部をぽかぽかに

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夜の腸活ルーティン例

  • 夕食は就寝3時間前までに済ませる
  • お風呂で体を温める(ぬるめのお湯で10〜15分)
  • 湯上がりにアロマ温湿布でお腹を温め、香りを吸い込む
  • 照明を落とし、眠りのスイッチを入れて就寝
夜寝室でディフューザーで香る写真アロマで腸活|お腹を温めて副交感神経を整える夜の温湿布ルーティン

まとめ

腸活は食事だけでなく、「心と体をリラックスさせる時間」が大切です。
軽い便秘なら真正ラベンダーの吸入、頑固な便秘や冷えを伴う便秘なら夜のアロマ温湿布で、
副交感神経を整え、腸をやさしく動かしましょう。

アロマで腸活、今日から始めてみませんか?
夜5分の習慣でお腹も心もスッキリ。

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この記事を書いた人

腸活・更年期ケア・スキンケア・メンタルケアを中心に、40〜60代女性に“無理なく続く具体策”を発信しています。
美容業界18年。医療機関での施術やメディカルアロマ講座、エステ(フェイシャル/ボディ)の現場経験を経て、元サロンオーナー。これまで延べ1万人以上の女性の「整える習慣」をサポートしてきました。
猫と暮らす視点から、アロマは家族(特に猫)への配慮を最優先に、使い方や注意点もやさしく解説。
「今日より明日を、少し軽やかに。」——そんな変化をいっしょに育てていけたら嬉しいです。

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