「アロマっていいらしいけど、どれを選べばいいの?」という悩み
「アロマオイルが体や心にいい」と聞いたことはあっても、いざ買おうと思うと
「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」
と感じる方は少なくありません。
さらに初心者さんに多いのが、こんな疑問です。
- 香りの好き嫌いで選んでいいの?
- 効能や効果を基準にすべき?
- 値段やブランドで決めるの?
つまり、**「どんな基準で選べばいいのかがわからない」**ことが、本当の悩みです。
この記事では、そんな迷いを解消しながら、「目的別」にアロマオイルを選ぶ方法をまとめました。
あなたにぴったりの精油がきっと見つかるはずです。
👉 アロマオイル全般の基本的な選び方を知りたい方は、まずはこちらの記事も参考にしてください↓

- 初心者が悩みがちな「選び方の基準」
- 目的別(リラックス/快眠/集中力/美容/更年期ケア)におすすめの精油
- 各精油の効果と活用法
- 選ぶときに注意すべきポイント(安全性・希釈ルールなど)
- 自分に合うアロマを見つけるための考え方
※この記事で紹介する「アロマオイル」は、正確には エッセンシャルオイル(精油) を指しています。一般的に「アロマオイル」と呼ばれる人工香料の商品とは異なり、精油は植物から抽出された天然成分で、心と体にやさしく働きかけます。

リラックスしたいときにおすすめのアロマオイル
1日の疲れや緊張をやわらげたいときに活躍するのが「リラックス系」の精油。
副交感神経を優位にし、心を落ち着けてくれる香りです。
おすすめ精油
- ラベンダー:万能の癒し。安眠効果も高い
- オレンジスイート:気分を明るくする柑橘系
- ベルガモット:リフレッシュとリラックスの両方に◎
使い方例
- ディフューザーで香りを広げる
- お風呂に2滴入れてアロマバスに
- ハンカチに1滴垂らして深呼吸

ぐっすり眠りたい・快眠ケアにおすすめのアロマオイル
「寝つきが悪い」「眠りが浅い」などの悩みには、安眠サポート系の香りが役立ちます。
おすすめ精油
- ラベンダー:定番の安眠オイル
- カモミール・ローマン:不安を和らげ心を落ち着ける
- クラリセージ:ホルモンバランスの乱れによる不眠に◎
使い方例
- 枕カバーに1滴垂らす
- 就寝1時間前に寝室でディフューズ
- アロマスプレーを作って寝具に吹きかける

集中力・やる気を高めたいときにおすすめのアロマオイル
仕事や勉強の効率を上げたいときには、脳をすっきりさせる香りが効果的です。
おすすめ精油
- レモン:頭をリフレッシュさせる
- ローズマリー:記憶力・集中力アップで有名
- ペパーミント:眠気覚ましや気分転換に◎
使い方例
- デスクでハンカチ吸入
- ロールオンアロマを手首につける
- ディフューザーを使って作業環境に香らせる

美容・美肌ケアにおすすめのアロマオイル
40代以降の女性に多い「乾燥」「ハリ不足」などのお悩みには、美肌サポート精油が活躍します。
おすすめ精油
- フランキンセンス:アンチエイジングの代表格
- ゼラニウム:ホルモンバランス+肌のうるおい
- ローズ:女性らしさと美肌をサポート
使い方例
- キャリアオイルに希釈してフェイシャルマッサージ
- スキンケアの最後に1滴加える(必ず希釈必須)
⚠️ 注意:原液を直接肌に塗らないこと。必ず希釈して使用してください。

40代女性の更年期・心の揺らぎをサポートするアロマオイル
心や体のバランスが崩れやすい更年期。香りの力でゆるやかにサポートしてくれます。
おすすめ精油
- クラリセージ:ホルモンバランスの乱れに◎
- ゼラニウム:気分の落ち込み・イライラを和らげる
- サイプレス:心をリフレッシュさせる
使い方例
- アロマバスでじんわりリラックス
- ホホバオイルに混ぜてセルフマッサージ
- ディフューザーでリビングに香らせる
👉 更年期とアロマの詳しい記事はこちら↓

目的別にアロマを選ぶときの基準は「効能+好きな香り」
- 必ず100%天然精油を選ぶこと
- 価格が安すぎるものは避けること(合成香料の可能性あり)
- 使用方法を守ること(原液塗布NG、希釈ルールを守る)
- 妊娠中・持病がある方は使用NGの精油もあるので確認を
アロマを選ぶときに「効能」も大事ですが、それ以上に 「好きな香りかどうか」 が続けられるかどうかの分かれ道になります。
🌸 わたしの経験から
アロマを指導してきた中で感じるのは、効能よりも「心が喜ぶ香り」こそが、その人に合った香りだということです。
例えば、真正ラベンダーがリラックスにいいと聞いて試しても「どうも苦手…」と感じる方は続きません。
一方で、オレンジの香りを「気分が上がる!」と感じた方は、毎晩習慣として使い続けられるんです。
つまり、“心が喜ぶ香り”=その人に合った香り。
あなたにとってのベストアロマは、効能だけでなく「好き」という感覚が教えてくれるのです。
👉 具体的な安全チェック項目はこの記事で解説しています↓

まとめ|自分に合う基準で選べばOK
アロマオイルは「効能だけ」でも「香りの好き嫌いだけ」でもなく、
目的 × 好みの香り を掛け合わせて選ぶのが失敗しないコツです。
- リラックスしたい → ラベンダーや柑橘系
- 眠りを深めたい → ラベンダーやカモミール
- 集中したい → レモンやローズマリー
- 美肌ケア → フランキンセンスやローズ
- 更年期サポート → ゼラニウムやクラリセージ
あなたが「いい香りだな」と思えるものこそ、日々の暮らしで続けやすい精油です。
ぜひ今日から、自分に合うアロマを取り入れてみてください。
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