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目的別アロマオイルの選び方|あなたに合う香りを見つける3つの視点

目的別アロマオイルの選び方
目次

はじめに

「アロマオイル(精油)を買ってみたけど、思ったよりリラックスできない…」
そんな経験はありませんか?

実はアロマオイル(精油)は、ただ香りの好みで選ぶだけではなく、「目的」や「ライフスタイル」に合わせて選ぶことで、心と体により大きな効果をもたらします。

👉 アロマをこれから取り入れる方は、まずこちらの記事で「失敗しないアロマオイル(精油)選びの基本」をチェックしてみてください。
初めてのアロマオイル選び|失敗しない3つの判断軸と安全な使い方

この記事では、目的別アロマオイル(精油)の選び方を3つの視点から解説し、さらに更年期世代の女性に多い「悩み別のアロマ×快適習慣」も紹介します。

実践前の注意

本記事は一般的な情報です。体質・治療状況には個人差があります。体調不良が続く場合は医療機関へご相談ください。

アロマオイル(精油)選びで大切な「3つの視点」

1.香りの好みで選ぶ

アロマの効果を最大限に得るには、「いい香りだな」と思えることが第一条件です。
同じ真正ラベンダーでも「爽やかに感じる人」と「重く感じる人」がいます。これは嗅覚が心や体調と密接につながっているから。

  • 柑橘系(スイートオレンジ・ベルガモットなど):気分を明るくしたいとき
  • フローラル系(真正ラベンダー・ゼラニウムなど):リラックスや女性らしさを感じたいとき
  • ハーバル系(ローズマリー・ペパーミントなど):集中力を高めたいとき

「いい香り」と思えたものは、あなたの今の心と体が求めているサインです。

2.期待する作用で選ぶ

次に注目したいのはアロマオイル(精油)の「働き」。
医学的な効果をうたうことはできませんが、古くから伝わる植物の力を生活に取り入れることはできます。

  • リラックス・安眠:真正ラベンダー、カモミール・ローマン
  • 気分をリフレッシュ:レモン、ペパーミント
  • 女性のバランスサポート:クラリセージ、ゼラニウム
  • 集中力・記憶力UP:ローズマリー、ユーカリ

🌙 睡眠にフォーカスした具体的な精油ランキングはこちらで詳しく解説しています →
更年期と睡眠ケア|不眠におすすめのアロマ精油ランキング

3.ライフスタイルに合わせて選ぶ

「どこで」「どうやって」香りを楽しむかによっても、選ぶ精油は変わります。

  • 就寝前:真正ラベンダーを枕元にディフューズ
  • 仕事中:ローズマリーをデスクでアロマストーンに数滴
  • お風呂時間:ゼラニウムをバスソルトに混ぜてリラックス
  • 外出前:レモンやオレンジをティッシュに落としてバッグへ

生活シーンに合った選び方をすれば、香りが習慣化し、自然と心身が整っていきます。

わたしの経験から

アロマを指導してきた中で感じるのは、効能よりも「好きな香りかどうか」が続けられる分かれ道ということ。

例えば、真正ラベンダーがリラックスにいいと聞いて試しても「どうも苦手…」と感じる方は続きません。
一方で、オレンジの香りを「気分が上がる!」と感じた方は、毎晩習慣として使い続けられるんです。

つまり、“心が喜ぶ香り”=その人に合った香り
あなたにとってのベストアロマは、効能だけでなく「好き」という感覚が教えてくれます。

実戦前の注意

【猫と暮らす方向けの注意】拡散は短時間(5〜10分)・換気徹底・猫の立ち入り不可の部屋で使用・衣類/寝具に直接付けない。妊娠中・授乳中・持病がある方は使用前に専門家へ。

アロマと合わせたい快適習慣(更年期世代の悩み別)

更年期世代は、ホルモンバランスの変化から心と体にさまざまな不調が現れる時期。
アロマはそんな時の味方になってくれます。香りと合わせて「快適習慣」を取り入れることで、より心地よく過ごせます。

① イライラしやすい時

  • おすすめアロマ:ゼラニウム
  • 取り入れ方:深呼吸とともに香りを吸い込み、気持ちをリセット。
  • 合わせたい習慣:短時間の散歩でリフレッシュ。血流が整うことで気分も落ち着きやすくなります。

② 集中力が続かない時

  • おすすめアロマ:ローズマリー
  • 取り入れ方:デスクワーク前にディフューザーで香らせる。
  • 合わせたい習慣:ポモドーロ法(25分作業+5分休憩)で集中のリズムをサポート。

③ 疲労感が抜けない時

  • おすすめアロマ:ユーカリ
  • 取り入れ方:朝のシャワー時に浴室で香らせてスッキリ。
  • 合わせたい習慣:ぬるめのお風呂に浸かって自律神経をリセット。

④ 気分が落ち込みやすい時

  • おすすめアロマ:スイートオレンジ
  • 取り入れ方:朝にティッシュやディフューザーで香らせ、同時にカーテンを開けて太陽の光を浴びる。
     ※精油を直接肌に塗布した状態で日光を浴びると「光毒性(シミ・炎症のリスク)」があるため、必ず芳香浴で楽しむのがおすすめです。
  • 合わせたい習慣:朝の光を浴びることで、体内時計も整いやすくなり前向きな気持ちへ。

💡 更年期特有の悩みに役立つアロマをまとめた記事もあるので、合わせて読んでみてください →
更年期におすすめのアロマ精油5選|不眠・イライラ・ホットフラッシュ対策

免責事項

本記事は医療行為ではありません。無理のない範囲で実践してください。
受診の目安不正出血胸痛・強い動悸抑うつ・不眠が長期化日常生活に支障が出るほてり・めまい などは自己判断で継続せず受診を。

まとめ|あなたに合うアロマは「好き」がヒント

アロマオイル(精油)を選ぶときは、

  1. 香りの好み
  2. 効能
  3. ライフスタイル

この3つの視点で選ぶことが大切です。
そして何より「好き」と思える香りこそ、あなたにとって続けやすく、効果を実感しやすいもの。

アロマは毎日の習慣に取り入れることで、本来の心地よさを引き出してくれます。
ぜひ自分にぴったりの香りを見つけて、日々のセルフケアに役立ててください。

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この記事を書いた人

腸活・更年期ケア・スキンケア・メンタルケアを中心に、40〜60代女性に“無理なく続く具体策”を発信しています。
美容業界18年。医療機関での施術やメディカルアロマ講座、エステ(フェイシャル/ボディ)の現場経験を経て、元サロンオーナー。これまで延べ1万人以上の女性の「整える習慣」をサポートしてきました。
猫と暮らす視点から、アロマは家族(特に猫)への配慮を最優先に、使い方や注意点もやさしく解説。
「今日より明日を、少し軽やかに。」——そんな変化をいっしょに育てていけたら嬉しいです。

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