「どのアロマを選んだらいいの?」「更年期やストレスに役立つ精油は?」
そんな疑問に応える記事をまとめました。あわせてご覧ください。
どんな精油を選べばいい?失敗しない3つの判断軸と安全に使うコツを後めています
40代からの心と体にやさしい真正ラベンダーの使い方。ホルモンバランスの乱れにも役立ちます
更年期やストレスをやさしく整える、40代女性におすすめのアロマブレンド方法を紹介しています。
はじめに
更年期の女性に多いお悩みのひとつが「眠れない夜」。
体は疲れているのに頭が冴えてしまい、寝つきにくい…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
私自身も更年期のころ、眠れない夜が続きました。体は疲れているのに頭は冴えてしまう…。そんなときに助けになったのが「アロマ(精油)の香り」でした。
この記事では、不眠に役立つとされるアロマ精油ランキングをご紹介し、さらに「ブレンド例」や「使い方のコツ」もお伝えします。
本記事は一般的な情報です。体質・治療状況には個人差があります。体調不良が続く場合は医療機関へご相談ください。
不眠におすすめのアロマ精油ランキングTOP5
第1位|真正ラベンダー(Lavandula angustifolia)
眠りのサポートとしてもっとも知られる精油。柔らかくやさしい香りは、心を落ち着けて休息のモードへと切り替えやすくしてくれます。
👉 ポイント:ラベンダーには数種類ありますが、睡眠に向いているのは「真正ラベンダー」です。
第2位|クラりーセージ(Salvia sclarea)
「女性のハーブ」と呼ばれるクラリセージ。ゆらぎやすい気持ちを落ち着けたい時に取り入れられています。
第3位|サイプレス(Cupressus sempervirens)
森林を思わせる清涼感ある香り。深呼吸を促し、リフレッシュ感と安心感を同時に得られる精油です。
第4位|スイートオレンジ(Citrus sinensis)
柑橘系の中でも甘くやさしい香りを持つスイートオレンジ。
心の緊張を和らげ、安心感を与えてくれるため、「考えすぎて眠れない夜」にぴったりです。
初心者でも使いやすく、家族全員で楽しめる万能アロマです。
第5位|ゼラニウム(Pelargonium graveolens)
「バラに似た甘い香り」が特徴のゼラニウム。
自律神経とホルモンのバランスをやさしく調整してくれるため、更年期のイライラや情緒不安定に寄り添います。
気分が落ち込んだ夜に取り入れると、前向きな気持ちへ導いてくれます。
わたしの体験談|更年期にアロマが寄り添ってくれた日々
私自身も更年期のころ、眠れない夜が続きました。
体は疲れているのに頭が冴えて眠れない…。そんな日々が続き、心身ともに疲れ果てていました。
特に助けられたのはアロマ(精油 )の真正ラベンダー。
ティッシュに1滴落とし、香りを深く吸い込むように深呼吸を2〜3回すると、ふっと肩の力が抜けて、気づいたら眠りについていたのです。
また、日中に急に顔から汗が噴き出す「ホットフラッシュ」には サイプレス。
ハンカチに1滴落とし香りを吸い込むと、ドキドキが落ち着き、香りに癒されながら心がほぐれていきました。
香りは目に見えないけれど、確かに心と体を支えてくれる存在でした。
ブレンド例|やさしい眠りのための香りレシピ
- ラベンダー × スィートオレンジ
甘く優しい香りのブレンド。 - ラベンダー × ゼラニウム
心の緊張をほどきたいときに。女性らしい華やかさも楽しめます。 - クラリセージ × サイプレス × ラベンダー
更年期特有の不安感やほてりがあるときに。
👉 ブレンド比率は「1:1:1」程度でOK。強い香りは控えめにすると心地よく使えます。
【猫と暮らす方向けの注意】拡散は短時間(5〜10分)・換気徹底・猫の立ち入り不可の部屋で使用・衣類/寝具に直接付けない。妊娠中・授乳中・持病がある方は使用前に専門家へ。
使い方比較|精油の取り入れ方3選
① ディフューザー
精油を数滴垂らし、香りを部屋に広げる方法。寝室全体をリラックス空間にしたいときにおすすめ。
② ティッシュ・コットン
精油を1〜2滴垂らして枕元に置くだけ。初心者でもすぐできるシンプルな方法で、不眠時に特に取り入れやすい。
③ バス(アロマバス)
お湯に精油を2〜3滴落とし、よく混ぜて入浴。体を温めながら香りを吸収できるため、眠る前の儀式として効果的。
👉 精油はお湯に溶けにくいため、天然塩や岩塩に混ぜてから入れると肌にも安心です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 更年期にアロマは本当に役立ちますか?
アロマは「リラックス習慣を整えるサポート」として役立ちます。ただし、その効果を実感するためには 100%天然の良質な精油 を選ぶことが大切です。
また、クラリセージやサイプレスなどは「女性ホルモン様作用」があるといわれており、子宮筋腫や乳がんなどホルモンの影響がある疾患をお持ちの方は使用に注意が必要です。気になる場合は専門家や医師にご相談ください。
Q2. 不眠におすすめのアロマは?
眠れないときの代表格は「ラベンダー」ですが、実はラベンダーにはいくつか種類があります。
- ラバンジン:交感神経を刺激する成分を多く含み、リラックス目的には不向き。
- 真正ラベンダー(Lavandula angustifolia):副交感神経をサポートし、リラックスに役立つ。
多くの方が「ラベンダーを試したけど眠れなかった」というのは、実は「ラバンジン」だった、ということが多いのです。
不眠対策には 真正ラベンダー を選びましょう。
Q3. 初心者でもすぐに試せますか?
はい。ティッシュやコットンに1滴垂らして枕元に置くだけで始められます。特別な道具は不要です。
本記事は一般的な健康・美容情報で、医療行為ではありません。効果や体感には個人差があります。
次の場合は自己判断で継続せず、医療機関へ:持続する強い腹痛/出血/発熱、急な体重減少、重い不眠・落ち込み、摂取・使用後の発疹・呼吸困難 など。
ご自身の体調・服薬状況に合わせ、無理のない範囲で取り入れてください。
まとめ|更年期の不眠には“香りの習慣”を
更年期の不眠は、女性ホルモンの変化による自然な揺らぎです。
でも、そのつらさに寄り添ってくれるのがアロマの香り。
- 第1位:真正ラベンダー(眠りをサポート)
- 第2位:クラリセージ(ホルモンバランスの揺らぎに)
- 第3位:サイプレス(ホットフラッシュに)
- 第4位:スイートオレンジ(安心感を与える)
- 第5位:ゼラニウム(気分を前向きに整える)
大切なのは「難しい方法」ではなく、ティッシュに1滴垂らすだけの小さな習慣。
それだけで、心と体はふっとゆるみ、眠りやすさが変わっていきます。
今日からあなたも、お気に入りの香りを1本取り入れてみませんか?
眠れない夜が「やさしい香りに包まれるリセットの時間」へと変わるはずです。
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